●巻きづめ、陥入爪の治療について●
巻き爪(まきずめ)は、爪が水平方向に巻いている状態を呼びます。
陥入爪(かんにゅうそう)は、爪の角が皮膚に食い込んで炎症を起こした状態を呼びます。
診察時間: 診療は、随時行っております。
(当医院で扱うのは、急に症状が出る状態が対象で、予約治療は行っておりません。)
基本的に炎症(発赤、腫脹、疼痛)の伴わない美容上の巻きづめ治療は、通常、対象としておりません。
治療方針: まず、診察させていただき炎症の程度、巻きづめの程度を判定します。
基本的に手術療法は取りません。(根治手術は、経験的に再発、術創の疼痛の問題が多いので行いません)
ただし、感染がひどく、うみを伴っているひどい状態、爪が食い込んでそれが感染の原因などの時は、
切開手術、部分抜爪を局所麻酔を使用して行います。
テーピングで局所の圧力を逃がすことで炎症を軽減します。爪が伸びてくるのを待ちます。
濡れたイボ(不良肉芽)は、硝酸銀液で治療します。
マチワイヤによる治療は、健康保険の治療対象となりません(自費診療となります)。
炎症を伴う陥入爪
テーピング療法
不良肉芽の硝酸銀塗布
マチワイヤー療法(自費診療)
巻きづめに伴う陥入爪の症状は、時間的に変化します。ひどいときも、安定している時もあります。
深爪が多くの発症原因でもあります。また、機械的圧迫など様々な要因とが重なり合います。
自分の爪と「おつき合い」をする態度で治療されるのが「寛容」かと思います。
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Auther: Takenori Mase
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